Dijon
寂しい。ストラスブールと遂にお別れだ9時半にカテドラルに行って内部を見学する
途中メチャクチャ目を引くパティスリーがあったのでパンデピスを買う、このパンデピスはウチの店でフェワグラのテリーヌに添えたスパイスの効いたハチミツとライ麦のパンだ。身支度を整えてからストラスブール駅へ向かう、これからブルゴーニュ地方の首都ディジョンへ向かう。ディジョンとはブルゴーニュワインのブルゴーニュ地方の首都でマスタードで有名なマイユ社とカシスリキュールの2枚看板が有名だ。正直私の目的地はここから特急で30分程のボーヌという地域だここはブルゴーニュワインの中心地だ何故ディジョンにしたかと言うとボーヌには泊まるところが少なく、軽いノリでディジョンにしたのだ。ガイド本には交通の詳細やらが書いて無い…。(`・ω・´)そういう時は気合いでどうにかするしか無い(涙)こういった場合、過去の経験から言うと色んな意味で苦労を葬る事が多い、案の定今日はその通りの結果だった。Dijon ville駅に13時15分に着いたのはいいが
宿泊先のDijon pont neuvre駅へのバスの出発は通常だと14時15分なのにダイヤが変わったらしく14時50分だった。
フランスのバスは曜日、月でダイヤが変わる事が多く、しかも時間通りに来ない事が多いので日本の正確さだったりに慣れてると痛い目に合う、しかも私みたいに初めてその土地を訪れた物は四苦八苦させられる、本当は他の交通手段はあっただろうが、これは後から解った話しで、知らない場合は自分なりに敢えて失敗して勉強するしか無いのだ、敢えてこの交通手段を選らんだのは、その時はその行き方しか知らなかったからなのだ、この待ち時間バスマップがあればどれだけ良かったし、事前の下調べをしとけばって話しだが、旅の難しいところは現地に着いてからじゃ無いと分からない事が多く杓子定規に収まら無い事がほとんどなのだ、ある意味計画通りに進ま無い時こそが旅の楽しみ、面白さで分からない事が分かった時の充実感、これは旅を味わった物にしか分からない聖域だ。どうにか宿泊先のある場所に着いたのがいいが、今度は受け付けの係が休憩中なのか居ない…。まぁなんくる無いさぁと自分にいい聞かせ、しょうが無く15分程宿泊先前で立っていると受け付けの人が帰って来て無事、チェックインする事が出来た。今回の宿泊先はアパルトメントとホテルを混合した施設でApparteo Dijonだ
フランスに来てから今迄の宿と比べてダントツに設備が良く、しかも部屋の中にトイレ、シャワールーム、冷蔵庫迄あるのは初めてだった。今までの宿泊先の特徴はトイレ場合によってシャワールームが共同だったのだ、しかもこの設備で5000円を少し切るのはフランス国内だと中々無い(`・ω・´)
これよりも安く泊まりたい場合はユースホステルなのだが、全く見知らぬ1人と部屋を共有する事とセキュリティを気にしながらだと眠りに集中でき無い事が多く改めてヨーロッパの物価の高さを痛感する。しかし設備は最強だが田舎町ゆえご飯を食べるとこが無くあっても進んでお金を払って迄入りたい店が無く個人店のコンビニが一件だった、部屋に着き荷物を置き、とりあえず街を散策する事にした。宿泊先から適当に歩くと国鉄では無く、私鉄のバスがありこれがこの街の主な交通手段という事に気付く、そのバスを適当に乗ると見所が割と一点に集中してる事に気付く。
どうだろうか?ガイド本に書いてる通りだと旅の面白みは75パーだが、自分で考え導き出したプラン二ングは苦労はあれど場合によっては120パーの充実度がある。正直今迄の滞在先で、一番面白くない場所だが、今日は今回の旅で一番頭をフル回転させ、ある意味一番面白かった。それは全く予測が付かない場所に自分の身を置いたから必然だと言えば必然だ。しかしだが、これからの2日間が期待と憂鬱を彷徨う。 しかも明日は予報で雷雨らしい…。これは何もするな!のサインなのか!?今日はゆっくり眠る事にする。
今日の一曲
Sun rise light flies/ Kasabian
Ribeauville et Riquewihr
早朝から慌ただしい1日であった乗車する予定の電車が遅れたらしく、間違えて隣りの電車に乗ってしまう、ここで予定を一から作り直す事を余儀なくされる。
セレスタからリボーヴィレに行く予定だったが違う電車に乗った為、次のバス迄2時間半待たなければならなかった、仕方なく予定変更でセレスタからオークニクス城に行く事を試みる、今日行くリボーヴィレはバスが1時間から2時間置きにしか無いので一度の乗り遅れで大変なミスになる。
ただ幸いフランスは陽が落ちるのが遅いので、時間を気にしなくてもなんとかなるのである。セレスタでバスを待つが、時間になってもバスが来ないので時刻表を見ると、なんと今日は運休日だった、シーズンにより毎日運行したりしなかったりマチマチで運悪く今日は運休日にあたってしまったのだ、仕方なくセレスタからコルマールに向かいそこからバスに乗る事に決める、ちょうどその時こんな田舎町にも関わらず日本人の親子に出会う、年齢は息子さんが私より3から5上でお母さんが恐らく70を過ぎてるだろうか?目が合うと息子さんは私に話しかけて来た。
その親子も目的地はオークニクス城だったのだが、中々バスが来なくて立往生してたらしい。その親子は行き先を悩み考えていたので、折角来たのだからコルマールに行かないては無いと思い、私はコルマールをお勧めし、コルマール迄電車を共にした。
そのお母さんには、おかげで時間を無駄にしなくて済んだと非常に感謝されたが、ここ数日間、異国の地で久々に誰かと満足にコミュニケーションを取れなかった私にとってそのお母さんと話せたのはとても嬉しかった。その方はこれから向かうディジョンやリヨン等に滞在してたらしく、その土地であった色々な話しを聞かせてくれた。
コルマールに着くとその親子とは別れ。リボヴィレ行きのバス停に向かうと11時10分に出発で約1時間待つ事になった。時間になりバスの中に入ると車掌さんに行き先を告げてお金を払うと言うシステムだった。遂に念願のリボヴィレに到着するワクワクでしょうがなかった、
コルマールとの違いは家の色がよりカラフルになり、可愛いらしく、観光客がより少なく。村全体がのどかで小さいのでより周り易い印象であった。
このリボーヴィレという村はヴォージュ山脈の麓に位置し特急クラスのワインを産する村なのだ何処の場所を撮っても絵になり、まるで中世にタイムスリップしたかのようだった。お昼になると、今日の目的の郷土料理タルト ド オニオンが食べれる店を探す。
パッと見の印象でなんか美味しい物を出してくれそうなので、お昼はそのお店でlunchを取る。注文は白ワインのピノグリと
タルトドオニオン
とタルトフランベにした、
タルトド オニオンは昨日のキッシュの倍の量でフランスではこの量がスタンダードらしい。タルトフランベは2日前食べた店と同じで円形であった。両方とも味は可も無く不可も無くであった。
15時を回ると次の村リクヴィールにバスで移動する。
バスを停留所で待つと5分遅れてバスは到着した。フランスでは非常にバスの時間はアバウトなんでハラハラさせられる。リクヴィルに着くなり広大な葡萄畑を眺めてから
村に入ると大変感動した。一つ一つのお店のデコレーションやら壁の色やらカラフルで大きな感動を覚える
この村はズバリお店作りのヒントの宝庫であるこの場所だけで500枚以上は写真に収めた。18時50分の電車でストラスブールに戻るとホテルに荷物を置いて明日のディジョン行きの切符とアルザス地方最後のご飯を食べる店を探す。
正直4日も同じ場所に寝泊まりすると愛着が湧き移動する事に寂しさを覚える。最後の食事の場所は地元に根差した昔ながらのブラッスリーを選らんだ、ここでは豚のスネ肉のブレゼがお目当てだったのだ、この豚のスネ肉は恐らくドイツの影響を受けてる料理で、ドイツではアイスヴァインとして有名である。ここのアイスヴァインのブレゼが最後の食事を飾るのに相応しい凄い料理だった。それはまるでマンガの原子人が食べる骨付きのマンモス肉のようにガッツリで付け合わせのポテトもグリーンサラダも有難い食いしん坊盛りだ
ザ街の定食屋という具合にこれこそ私がやりたいお店のスタイルだ!!!
これでパンも付いて16.9Eは嬉しい
味の方は脂身が少ないので量の割にサクッと食べれた、このアイデアは頂きだ!
店を見るとお客様はみんな50オーバーにも関わらずガッツリな肉料理を残さず食べてて、さらにガッツリなデザートを食べて、どうやらみんな胃袋は元気らしい笑、しかし最後の食事を飾るのに相応しい店だった。4日間滞在してアルザス地方の様々な魅力の虜になってしまった。
次いつ行くかは分からないがその時はもっとアルザス地方の事を勉強して行きたい。貴重な時間だからこそ、様々な事を理解したかったが、私が知るアルザス地方の情報が乏しかったからだ、ただそれが無いにしても、非常に充実した4日間だった。
今日の一曲
華麗なる大円舞曲(ショパン)/
フジコ ヘミング
Strasbourg
今日のストラスブールは昨日より気温が10度低く寒い、しかも雨だ、今日は調整日として朝起きて洗濯をする。本来なら今日はアルザスの一番行きたかったリヴォーヴィレ、リクヴィールに行く筈だったが今日は雨なので明日行く事に決定する。フランスに限らずヨーロッパの天気は変わり易く、どうやら明日も明後日も雨は降るらしい?今日行けば良かったか?は神のみぞ知るとこだが、まぁそんなこんなんで今日は目的を食に絞り込み宿泊先のストラスブールを回る事にした。一昨日軽くストラスブールを回ったが非常に印象が悪かったのは、私がたまたま遠回りをして、治安の悪い地域を歩いたかららしい事に今日気付いた、街はコンパクトながら見どころ満載の街だ、まずカテドラルに向けてぶらぶら歩いて
いると何件かキッチン用品屋があり
度肝を抜かれる出来事があったのだ、ウチでも使っているstaubという鉄鍋があるのだが、【これアルザス生まれだったのをこの時思い出す。】なんとこれが39.95e!!
で売られているのであった、因みに日本だとこれの3分の1の大きさで安くて30e約1万円はするのである。
【あかん!!!どんだけ日本はぼってんねん!】その店の中に入りたかったが今日は定休日であった。月曜日は割と休みのお店が多く街は3日間の間で一番静かだった。しかし街を散策すると所々裏路地に風情があったりと写真好きにも楽しめるスポットが沢山あり、これでストラスブールが一変に好きになる。
時計の針が12時を回るとランチをする
為何件か店を見て回りCafe Rolanという店に決める
今日の一番のお目当はベッコフだ、この料理はフランスのアルザス地方の郷土料理でBaeckeoffeとはパン屋の竃という意味だそうだ。調理方は薄切りにしたジャガイモ、ニンジンを牛肉、豚肉、羊肉をアルザス特産のリースリングで煮込んだアルザスのお袋の味なのである。
店を決めるとオーダーを考えるベッコフ
とキッシュのハーフサイズと白ワインのミュスカを頼む。まずはキッシュを出されてびっくりだった
日本で言うとオーバカナルのキッシュランチの量で、これでハーフって一体フルサイズはどんだけの量なんだろうか?
日本だと更にこの半分がハーフだ、一つ気付いたのは表面をしっかり色付く迄焼いているのだ味はしょっぱいを想像したが、私的にいい塩梅でアパレイユの硬さはウチの店に近く恐らく牛乳オンリーだと思った。フランスの牛乳は割と濃厚なのだ、因みにこれを日本に置き換える場合は牛乳、生クリームが半々の場合が多い、しかしこれで日本円で550円はuokin並みのお得感だ!いよいよ待ちに待ったベッコフがやって来た。
素朴でフランスのお袋の味と言うよりおばぁちゃんが昔から作ってる得意料理のような感じだった。
勿論ベッコフ専用のアルザス特産の陶器で出て来た、これを見てすっかりこの陶器の虜になった。さて一番大事な味だがこれもいい塩の塩梅で。美味しかった。この後ベッコフのあの陶器が欲しくなり、お土産屋に掛け混むが
冷静に考えるとこれからの旅の移動に相当邪魔になるので見て楽しむ。【しかし欲しかった…。】
歩き疲れるとひとまずホテルに帰り小休止。時計の針が6時を過ぎるとまた散策を始める1時間半位歩くとストラスブールの有名なスポットはほぼ制覇(≧∀≦)夜はフォワグラとスペッツェルを求め店を探す。今回はLa corde a lingeという店に決める。
アルザスのフォワグラは世界的にみて品質が良く、スペッツェルは簡単に言うとアルザスのパスタだ、アルザス地方はドイツとの境にある事からドイツ文化も入ったフランスの地方で茹でたパスタをフライパンでカリカリになるまで炒めてたべるのが、普通のパスタと異なるところなのだ。
今回の店は割と現代的なブラッスリーでフォワグラの出し方が面白かった、
甘く煮詰めたバルサミコと洋梨の赤ワイン煮が付いてカリッと焼いた大きなトーストが2枚付く実言うとこれもハーフサイズだ、さて、メインのスペッツェル
は、しょっぱく粉っぽくあまり好みの味では無かったどちらかと言うとメイン的に食べるよりは肉料理の付け合わせで食べるのがいいんじゃないかと思った。5日間で一番移動が少ない日だったがアルザスの郷土料理を存分に楽しめた日であった。
今日の一曲
No mystery / Al di meora
Colmar et Oberne
私は国境沿いの街が好きだ何故なら多種多様な文化を受け入れる器の大きさがあり、しかもその土地ならではの文化の濃さはそこでしか味わえないオンリーワンな物だからである。今日訪れるコルマールは私の大好きなアルザス地方にある街でスタジオジブリの映画【ハウルの動く城】の舞台になった場所といわれている、私がこのアルザス地方で思い浮かぶ料理と言えば、タルトフランベ、シュークルト、シュペッツエル等ドイツの文化の影響を受けた料理そして何よりも、辛口リースリングの白ワインだ!!この街は複雑な歴史を持っていてフランス領になったりドイツ領になったりと、文化もフランスとドイツの両国から入ってきているのだ、7時51分の列車でストラスブールからコルマールに向かう、今日のフランスはここ5日間で一番暖かく今日はいつもより一枚脱いでも全然過ごせそうだ、コルマールに着くなりまず、目的地の旧市街地を探すが早速方向を間違えてしまう、私はとにかく地図を読むのが苦手で感性で道を探すのが得意である。仕切り直しに駅に戻る普通にコルマールの駅を降りてから歩いて20分はかかるが、その20分なんて吹っ飛ぶくらい素晴らしい街だった。
全く生まれて初めて訪れる街だったのでまずは観光トラムを乗り街の土地勘を身に付ける、周りはほぼ年配のドイツ人でアジア人は私だけだった、99対1例えるなら阪神の応援席で巨人を応援するような物である。しかしこの街はまるでディズニーランドをそのまま街にしたような所だ、街は可愛いらしい木組みの建築で、第2次世界大戦中の激戦地のひとつであったアルザス地方にありながらコルマールは奇跡的にも戦況を免れ、この為街角には木組みの家の街並み石畳の道なと中世からルネサンスの面影が色濃く残ってるのである、それともう一つはレストラン、ブラッスリー、ビストロ等飲食店がとにかくセンスが良すぎるのである、パリはスタイリッシュだとするとコルマールは可愛カッコイイ感じだ、もう何処を取っても勉強になるので着いて2時間は気になった店は片っ端から写真を撮りまくる。
そろそろ腹が減って来たのでアルザスに来たら絶対に食べたかった料理のタルトフランベとシュークルトを食べに店を探す。今日はこれを食べる為にハシゴする覚悟を決めて、ほぼ朝から何も食べて無い。残念ながら店の名前は覚えるのを忘れてしまったが、連チャンで2件入った。まず1件目はタルトフランベとリースリングのグラスワインを頼む
ここのタルトフランベはフロマージュブランにオニオン、ベーコンのシンプルスタイルで厚さは若干ローマピッツァを思い起こさせるが非常に美味しくベーコンも絶妙なスモーク感だった、リースリングは適温ではあるが、私はもっと冷えてる方が好きなので70点位だった因みにフランスはご飯代は高く着くがワインに関しては安価でも高い確率で美味しいのに当たる。2件目が私のツボだった、ここでもタルトフランベ【ハーフ】と他のお客さんのを見て夜飯は無しの積りでシュークルトを頼む。
タルトフランベは1件目の店よりは薄く今度はフロマージュブランの上にエメンタールチーズが乗っかった物だった。
これは今まで私が食べたタルトフランベで一番美味かった
やはりポイントは薄さなのに気付く周りをみたら流石アルザスだけあって客の54パーセントはタルトフランベを頼んでいた。さていよいよシュークルトが来た流石にシュークルトの料も肉の量も男前盛りでこれで16.9Eなので東京の都心の半値で食べられる、
【因みにウチの店はもっと安い】
嬉しかったのはシュークルトの酸味感が少々尖ってる位で私が作るシュークルトの酸味感と似てた、まぁ他の店で食べないとまだ判断は付けられないが、なんか嬉しかったのである。明後日またコルマールに行く予定なのでその時はシュペッツェル、ベッコフを頂きたい。こういったフランスの郷土料理を食べるのは自分中の幸せの中でトップ10に入るその位嬉しい経験だったのだ、いつのまにか時計の針は15時を回ると駅に向かった次の行き先はオベルネだこの街はコルマールの3分の2位の大きさでアルザスワイン街道巡りの拠点の一つである。街並みはコルマールに似ているが
華やかさがコルマールより少し薄いが品のいい街だった。
その後18時過ぎの電車に乗りストラスブールに戻る
今日の1曲
That's the way / Led Zepperin
Reims et Strasbourg
今日は昨日の雨とはうって変わって晴天の青空、早朝に今回借りている国際wifiのユーロデーターから回線が変わる為代替機を送るので宿泊先の5月4日,5日の滞在先の住所を教えて欲しいとの連絡がありその返信をする。
【なんじゃそりやぁ!!!】
((((;゚Д゚)))))))
今回のwifiは野球選手の活躍で云うとダイエーのゴセージ並みにいけて無さ過ぎる(ー ー;)遅いのは解るがドカベン並みに遅過ぎる。
さていよいよ、ランスでの一番の目的
シャンパン カーヴ巡りである、今日はランスからあのモエ シャンドンの故郷エペルネへ。滞在時間2時間予定でいざGO!何故ここに行くかと云うとモエは予約無しでシャンパンツアーに参加出来て日本語ツアーがあるという噂があるからだ、実云うと大抵のカーヴは事前の予約が必要でカーヴによっては予約無しでは入れ無いのである。エペルネへは大体35分、このエペルネと云う街は小さな街だが国民1人あたりの収入がフランスで一番高いという金持ちの街でもある。特にこのシャンパンストリートはモエシャンドンを筆頭に、ペリエ ジュレやポル ロジャー等大御所カーヴが立ち並ぶ半端無くゴージャスなストリートなのである。
運よく滑り込みセーフでツアーに参加
がしかし英語のツアーしか無かった…。がここまで来て引き換えす訳にはいかない!!貯蔵庫見学とmoet chandonが飲めるだけでもありだと思い参加。
【因みに1時間のツアーで英語ガイドとモエシャンドン1杯が付いて24E】
カーヴ見学が終わると12時29分の電車迄残り20分…。急いで駅へ戻ると、切符売り場は対面しか無く、前のおばさんでつっかえてる…。前にも話したがヨーロッパは対面のキップ売り場でチケットを買うのはNGなのだ何故なら、フランス人は最初から予定はあまり決まって無く、売り手さんと相談しながら買うのである。そりゃあ時間はかかるはずなのだ、なんとか出発5分前にランス行きのチケットをGetし、無事列車に乗り込む。正直今日は時間をタイトに使わなければ色々回れ無い。
16時にはいよいよ待ちにまったアルザス地方のストラスブールへ行くからだ。
13時にランスに戻るとトラムを乗り継ぎ、サンレミ聖堂を見学
そこからテタンジュのカーヴ
ポメリーのカーヴへ
ポメリーは広大な敷地にあり正直もっともっとカーヴ見学したかったとこだが時間の関係で断念残念(ー ー;)
時間も少なくなりバスの停留所に向かうとバスはタッチの差で逃してしまう。バスの時刻表があればこんな事にはならなかったのだが…。
ここから20分は待って次のバスへ、次にみたかったGHマムで下車出来るか分からない。しかし意外とランスの駅に近い事に気付いたので下車、カーヴ内には入る余裕は無かったが無事カメラに収める事が出来た…。
がしかしまたもやバスを逃す、しかし昨日道の予習をしっかりしたので歩く事にする。5分歩くとなんと運よくトラムの停車駅を見つける。しかも目と鼻の先にカサノヴァのカーヴを発見
この時無事ストラスブールに行ける事を確認する。ホッと一息付いて荷物を預けたホテルに戻り再びランス駅に向かう。いやはや今日はハラハラの連続である。
16時10分ランスを後にする
個人的には正直ノーマークの街だったが何よりも人がそんなに居ないのと何よりも優しい人が多い印象であった
それは都会と違い時間の流れがのんびりなんで人的にも余裕がある人々が多いのだと思う。正直シャンパンカーヴはもっとゆとりをもった時間で周りたかったが前日の雨を挟んだ2日間で良く回れたと思う。また行きたい街だ^o^
【ストラスブールへ】
まずはreinsからChampagne-Ardenne駅へ1時間20分待機後
ストラスブール行きに乗り換える。着くなり
速攻で今日の宿泊先Hotel weberに
ストラスブールの街はイメージと大分違うので拍子抜けしてしまった。
綺麗な街を想像してたが、ランスと比べると街が汚い寧ろランスが綺麗なのかもしれ無い、良い意味で言うと庶民的な街だ荷物を歩くなり街を軽く散策。ストラスブールも有名な観光スポットを回るのに1日で足りそうだ
今日の1曲
to come /silent poets
Reims
朝8時に起床、今日のパリは小雨が舞う9号線Voltaireへ向かうがこの駅なんとフランスのpasmo的な物専用の券売機しか無い…。仕方無くBastille迄歩きmetroに乗り込むそこからchateletに行き4号線に乗り換えGard de l'Estへ、一つ驚いたのが日本ではありえ無いが、トイレは0.7e取られる…。
9時28分tgvに乗り込みシャンパンで有名な、シャンパーニュ地方のReimsへ向かいます。
現地に着くと観光案内所へreimsのmapを貰う。
トー宮殿へ
ホテルのチェックインが14時なので、ホテルのある隣り駅のメゾン ランソンのカーヴを目指す、この間道に迷い道を尋ねると男の子がわざわざ一緒に着いて場所を案内してくれた。
しかし現地に着くと1時間以上時間を取られるしチェックイン時間も近いので適当に時間を潰し、今日の宿泊先のCIS DE CHAMPAGNEにチェックインする。
この当たりから雨の降りが一層強くなる。当初はテタンジュのカーヴを見学する予定だったがバスに揺られて街を散策する事に、おかげで行きたい場所の停留所は何処かしっかり把握出来た。宿泊先に着く頃には雨はぱったり止む。今日はある意味天気に振り回された日であった。ランスはパリと比べるとこじんまりしていて周り安そうな街だった時間の流れもゆったりで、日本人もあまり見かけ無い、何よりも優しい人が多いのである、それとトラムとバスの1日乗り放題が4Eとパリの約半分の値段だった。
今日カーヴに行けなかった分明日は恐らくハードな1日になりそうだ。
今日の一曲
Good dog,Happy man /Bill Frisell
Paris
パリの滞在は2日間!!!
昨日は充分休息を取り今日に備えました。何故なら何よりも過去を取り戻したかったのです。今日の1日のテーマは3年前のパリ旅行の記憶をもう一度です。ここ最近過去の旅行写真を撮り溜めたハードディスクが壊れてしまい、3年前の写真はパーになりそれを取り戻したかったのであります。
朝8時に1号線Gare de Lyon駅へまず明日のReims行きのTGVチケットを買う。【ヨーロッパでは事前にチケットを買わないと特に土曜日、日曜日は切符売り場で1時間並ぶハメになります涙】
それと同時にmetro一日周遊券を買う7.3E
ここからmetroを乗りまくる
1 Gare de Lyon→4 Montparnasse Bienvenue
まずは昼飯予定のモンパルナス通り別名クレープリー通りを探しに行く。
6 Montparnasse→6 BirHakeim
このBirHakeimはエッフェル塔の最寄り駅です。
3年前行った時はセキュリティー無しで入れたのに、厳重なセキュリティーで時間を食う…。しかしParisを代表するモニュメントはいつみても圧倒されます。
帰りにピエロの格好をした親切な振りしたオッサンがエッフェル塔をバックに私の写真を取ってくれたが案の定、金を10E請求されるが勿論拒否!温情はいりません付け込まれるだけなんで断固拒否しましょう。
ヨーロッパはこういう人マジ多いです。気をつけましょう。平気で地下鉄の中で金をせがむ浮浪者もいたりいきなりミュゼット始めるなんちゃってミュージシャンもいます。
6 Passy→6 Edgar kiner
エッフェル塔からPassyは徒歩で15分位で着きます。このPassyはパリの中でも
高級住宅街とされていて、日本人も多く住んでる街です。ここからエッフェル塔が生える写真が撮れるベストスポットへ
からのモンパルナス通り別名クレープリー通りへとにかくこのモンパルナス通りは凄い場所です。300m位の通りにクレープ屋が15軒位立ち並んでいます。
私はその中でも、一番人気のあるクレープリージョスランに行きました。
ここはマジおばちゃんがいい人です。
肌が黄色のジャポネーズだろうが黒人だろうが白人だろうがみんな対等に接するんです。お目当のガレットも安定のジョスランでした。
6 Edgar kiner→4 St-Germaine de pre
ここから古き良きパリの風情が残るカフェがを求めサンジェルマンデプレへ。
ここではCafe de flore
とLes deux magots
へここから雨が降り出したので
Passage巡りに目的を変更
4 St-Germaine de pre→4 Odeon
◆Passageとは
18世紀末以降、パリを中心に建造された商業空間で、ガラス製アーケードに覆われた歩行者専用通路の両側に商店が並んでいるもの。百貨店の発生以前に高級商店街として隆盛した。パサージュはフランス語で「通過」や「小径」などをあらわす。まずはPassage panoramas
からのPassage Jouffroyへ
4 Odeon→9 Volteile
歩き疲れと日頃の運動不足が祟りひとまず小休止をする為宿泊先に戻る…。
9 Voltaile→3 Boules
パリのPassageの中でも特に人気があるPassage galerie vivienneへ
9 Voltaile→4 Etenne marcel
Passage du Grand Cerfへ
4 Etienne marcel→1 Concord
ここからベタなパリのモニュメント巡りへまずはコンコルドからのシャンエリゼ通りへ凱旋門はいつ見てもそそります。
1 Charles de gaulle etoile→1 Bastile
ここから宿に帰ります。
1Bastile→1 Louvre rivoil
だがしかし、パリでどうしても行きたい店をふと思い出す。だがしかしこの頃には、携帯もカメラも電池切れで、宿泊先に帰る事を余儀無くされました…。とにかく歩いて歩いてmetroも乗り換え乗り換えと慌ただしい1日でした。
気付いた点があるとすると日本人は日本人に冷たいです。そりゃあ旅行気分で日本人に会いたく無いのは解るが、会釈でもしろ!浸ってんじゃねーよって感じでした。ますます日本人て小せーと思いました。それとParisはいい意味でも悪い意味でも人に干渉し無いんです。僕はこのスタンス好きです。metroでいきなり音楽しだす人いても、怒らず冷静だし。
日本人だったらどうなんだ?って感じました。昔から思うのは欧米の人は自分のポリシーがしっかりあるのがリスペクトです。日本人は消極的協調は得意ですが
個の突破が弱いです。ってよりも個には風当たりが厳しい国です。だから面白い発想の人は、変人のようにみなされます。そこが私は嫌いです。その点ヨーロッパは干渉し無いです。その変わり自己責任は強く持た無いと生きてけません。
色々感じた1日でした。
今日の一曲
How long blues /Eric Clapton