ビストロ Le Ballon オーナーシェフのブログ

足立区綾瀬のビストロ Le Ballonです。このブログを通じて沢山の方に Le Ballonに興味を持って頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

Lyon

大好きだったコートダジュール地方もお別れの時が来た、今日はフランスを北上し美食の街リヨンへ向かう、ニースから4時間掛かるので、リヨンの時間を少しでも多く取りたい為今日は6時起床で7時20分の電車でリヨンへ向かう。

 

列車はコートダジュール地方からプロヴァンス地方等のフランスの南側は晴れるが段々アルプス、ローヌ地方に入ってから天気が崩れ始めて来た。

 

リヨンに着いた頃には完全に雨でフランスに来て2週間目にして、初めて折り畳み傘を開く。個人的な話しをすると、このリヨンという街は私にとったら2回目で初めて来た時はスイスのジュネーブ迄の通過駅だったがストで立往生して仕方無くバスで移動した思い出の場所でもある。幸い今日はストには巻き込まれずリヨンに着くと先ずはMetroを探す。

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今日の宿泊先のセジュール&アフェール リヨン サックス ガンビュタはlyon part due駅から2つ目のsaxe gambetta駅だ今日も無茶苦茶スムーズにホテルを見つけられた。saxe gambetta駅から200mで今迄で一番アクセスが良かった

 

チェックイン時間が15時だったのにも関わらず13時に着いた私をレセプションの人は追加料金なしで入れてくれた。

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悲しい事に雨が次第に強くなり軽く仮眠を取る事にする。

 

1時間半後雨足は変わらないが朝から何も食べて無かったのでご飯を食べたかったのと、どうしても旧市街のブションが一体どういうものかが、気になってしょうがなかったので雨の中、Vieux Lyon駅へ出かける事にする。

 

※ブションについては後ほど

 

ご飯が食べ終わると相変わらずの雨なんで早めにホテルへ戻り今日は洗濯をしてゆっくりする事にした。

 

《ブションとは》

私がリヨンに来た一番の理由は何を隠そう、リヨン独自のブション文化を肌で体感したかったのである。

 

このブションとはフランス語で「ブションー=コルク栓」という意味で、いわゆるワインの栓の事を意味する、リヨンでの「ブション」はその意味と、リヨンでは郷土料理、地元料理であるリヨン料理を提供する、庶民的な雰囲気のレストランをブションと呼ぶのだ。

 

これはリヨン独自の呼び方で他の地方ではビストロと言うよりはブラッスリーと言った所で日本で言うところの居酒屋要素の強い食堂、定食屋って感じだ

 

リヨン料理といえば、贓物料理であるアバ料理アバ(Abats)、鶏や魚をすり身を使った料理クネル(Quenelle)、青カビチーズ、ソーセージなどの代表する有名な料理があるのだ

 

そんなリヨン料理を食の都リヨンで堪能するのにはミシェランで星を獲得するような有名なレストランからひっそりと佇む穴場のブションまで数多くの場所で楽しめるようだ

 

だがしかし「ブション」という名前が名物化、ファッション化し過ぎたため、偽ブションも出現したことで、ブションの定義に基づいた認定マークが発行されているのである

 

店の入り口に“Authentique Bouchon Lyonnais“という認定マーク下記参照があれば、そこそこ信頼出来るのかも知れない。

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ブションはリヨンのあちこちにあるが、旧市街地や、ベルクール広場から北に行ったメルシエール通り周辺のレストラン街、穴場としてはレアル(Les Halles)という市場の中に入ったブションがいいらしい。

 

☆Bouchon(ブション)のよくあるメニューで言うと

 

◇Salade Lyonnaise (サラダ・リヨネーズ)リヨン風、サラダ

 

◇quenelle de brochet (クネル・ド・ブロシェ)川カマスのすり身

 

◇Andouillette à la Ficelle (アンドユイエット)牛の内蔵のソーセージ 

 

◇Tablier de Sapeur (タブリエ・ド・サプール)牛胃のフライ 

 

◇Sauciss chaud sauce Beaujolais (ソシッソン ショード ソース ボジョレー)
ソーセージのボジョレーワインソース

 

◇Tarte a la praline
(タルト ア ラ プラリーヌ)
タルト プラリーヌ

 

【リヨン食レポ その1】

リヨンに来て下調べもしないまま直感を信じ先ず1件目はLe Laurencinに入店する。

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ここを選らんだ理由は昔からのオーセンティックなリヨン料理が売りで、観光客に媚びてパスタ、ピザとかを置かない所に好感を持ったからだ。

 

一応休憩無しの通し営業のスタイルで入ったのが15時と言うのもあって、サービスの若いあんちゃんが緩くお店を切り盛りしていた。

 

頼んだ物はポ リヨネ250mlでコートデュローヌ【ポ リヨネとは厚底のボトルに入ったハウスワイン もっと詳しく知りたい方は下記をクリック下さい】

https://www.google.co.jp/amp/societebon.exblog.jp/amp/11296327/

 

と15eのコースで

 

entree リヨン風サラダ

plat ソーセージのボジョレーソース

dessert タルト プラリーヌ

 

先ずは15eで前菜、メイン、デザートは嬉し過ぎるこれにパンも付いてくる

【コーヒーは別料金】

因みに同じフランスのニースだと15eでスパゲティ一品のみとかざらだ、流石美食の街リヨン!

 

まずリヨンサラダこれは、ウチの店でもやっていた一品だがブションに行けば何処にでもある代表的な料理だ。ベーコンは多少塩っぱいのが気になったが寧ろサラダのドレッシングと卵の黄身を絡めた時に絶妙なバランスだったしかしだがポーチドエッグが雑過ぎた、量も日本のコースのサラダの量だった。

 

ソーセージだが、メインなのでこれは割とガッツリで赤ワインソース【ボジョレー】と相性が良かったソーセージを赤ワインソースで出すのは自分も試みた事が無かったがこれは普通に相性がいいので是非店で試したい。

 

最後のデザートのタルトプラリーヌはリヨン名物の真っ赤なタルトでプラリーヌとは真っ赤に着色したアーモンドで、砕いたプラリネをたっぷり使い、生クリーム(日本で使うものよりもっと濃厚なもの)と混ぜ合わせて作る。火にかけて煮詰めるとこの鮮やかな赤い色が出て、最後にタルト生地に入れて冷ます、スイーツだが、これが予想通り甘すぎたが、エスプレッソと合わすと丁度いい感じであった。

 

全体的にはお値段以上でcpも高かったのである。

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今後他の店を見るのが非常に楽しみだ。

 

今日の一曲

Je veux / Zaz

https://youtu.be/Tm88QAI8I5A

 

Vence et Saint Paul de Venice et Canne

今日でニース滞在も最終日、コートダジュール地方最後はサンポール ド ヴァンスを回る、

 

この村は軽い下調べがある程度で予備知識が全く無かったが、サンポール ド ヴァンスは、ヴァンスのまちに近接し、単にサンポールと呼ばれてきたコミューンであったが、他の同名コミューンとの区別をするため非公式にサン=ポール=ド=ヴァンスと呼ばれてきた。正式名称となったのは2011年からであるらしい、

 

この村も昨日のエズ村然り鷲の巣村なのだ、先ずは10時15分のバスを探しに1et albert停留所へ

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今回の旅行は不思議と行く先が、すんなりと見つかる事が多く、400番バスのヴァンス行きを待つと、いつものごとく20分遅れで出発、

 

回りの乗客は60オーバーがほとんどで乗客の中で一番私が若かった。

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バスはプロムナードを通過してからニース コート ダジュール空港が見えた。そこを過ぎてから、どんどんと乗客が増えて行く、このバスはニースから1時間かかる距離にも関わらず1.5eと格安だった。

 

フランスは鉄道が高い分、バスが相当発達しているので、時間にゆとりがある人はバス移動がオススメだ、

 

バスは途中Cagnes sur merという国鉄の駅の近くの停留所にとまった、この時点で時間のゆとりがとれそうであれば、カンヌに行けそうだと感じる、

 

目的地に着くとガイド本には1時間で到着と書いてあったが結局1時間20分かかった、これはフランスに着いて思った事だがバスに関してだが何事も予定の到着時刻の+20分は見といて正解だ。

 

 

先ずはサンポール ド ヴァンスの前にヴァンス散策でヴァンスの停留所へ、着くと一見した感じだとあまり、見所も無さそうで、しくったと思い昨日と同じく、街を適当に徘徊していると旧市街に出た

 

 

ここは中世の城壁に囲まれた、中世の雰囲気そのまま街並が残っていて古い建物や大聖堂、泉など、中世の世界が広がっていてレストランなど、沢山の店があった。

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 割と街自体はこじんまりとしてまとまっていたので、1時間程回ってから今日の本当の目的地サンポール ド ヴァンスへ

 

村の中に入ると昨日のエズ村と似ていて石畳の村だったが、より洗練され華やかで道幅はエズよりちょっと広く歩きやすい、画家のアトリエがたくさんあったのも特徴で写真のように石畳の道も太陽の形を施し、いちいちオシャレで何処を取っても絵になる風景であった。

 

 

平日って事もあったのか思ったより村には観光客が少なく、村の中をじっくり見る事が出来た。

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14時30分になると停留所に向かうが、前の停留所と停留所の間がサンポールドヴァンスの街を取るのにベストなスポットだったのでそこで何枚も写真を撮りまくる。

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 停留所に戻ると15分位でバスが着き、ニースへ帰ろうと思ったが、途中からどんどんバスの中が混みだしたのと、なんか渋滞にはまって帰りが遅くなりそうなので、cagnes sur merの停留所で下車し電車でカンヌへ向かう。

 

この間に事件が起きたのである。

私がcagnes sur merの券売機で買ったチケットはterのチケット券売機【写真右がterのチケット券売機】で私の操作ミスでcarte jeune a presenterになってたらしく

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罰金35ユーロを食らってしまったのだ

言い訳仕度ても何しろ満足に英語、フランス語が話せないので泣き寝入りするしかなったのだった…。

 

カンヌは前回南仏に訪れた時、あのカンヌと言う名前程、あるのは海岸線のプロムナードが華やかな位で、見るべき所が無い印象だったが

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今回も同様の印象を受けたが、前回行かなかった丘を上がりカンヌの街並みを撮りまくった。

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 明日は移動で早いので今日はいつもより早めにホテルに戻る。

 

コートダジュール地方は見所満載で近隣の街にも大体1時間で行く事が出来て。バカンスとして見たら最高の場所で大大満足だったが

 

食としての勉強としてに関すると郷土性が弱く寧ろイタリア料理の印象が強くこれといった物に出会わなかったのは残念だ、しかし何年後かになるかは分からないがバカンスとしてまた訪れたい場所だ。

 

今日の1曲

she moved throw the fair/ Davey graham

https://youtu.be/CYABfZ7HMhM

 

 

Ezu et Monaco

今日はエズに向かうが、その前にニースの海岸の東側にある小高い丘に向かう

これがコリーヌ城跡だ

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 そこの展望台から見るニースを写真に納めたかったので階段を登る。登って見ると結構高さがあるので驚いた。頂上からとった湾曲したニースの海岸や街並みはとても綺麗で、思わず同じ写真を何枚もとってしまった。

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 このコリーヌ城跡は公園にもなっていて、登るのは大変だが頂上からの景色は必見だ、階段が苦手な人は有料でエレベーターも出ている。

 

さて今日の一番目の目的地エズだが、ここはニースとモナコの中間に位置している。エズ村だが、あまり日本では知られてない

 

ちょっと説明するとフランス地中海の上方の標高427mに位置する高い崖を見下ろす場所にある高い標高のため村と明るい黄褐色の教会は遠方から確認することが出来る。

 

この周囲はローマ時代から戦争が絶えなかった為それを避けるため身を隠すように山の山頂付近に民家が密集して建てらた。その風景が、切り立った崖の上に鷲が巣を作る様子を思わせる事から鷲の巣村と呼ばれるのだ

 

通常だとこの村迄のバスが出てるが敢えて山を登って村迄行くルートを選ぶ。

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 大体普通の人で村迄山道を1時間歩けば辿り着くが、これが中々きつく、途中で山登りを選んだ事を後悔しそうになるが、ここからの素晴らしい景色に救われる。

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1時間10分後なんとか山頂の村に辿り着き喉がカラカラと腹が減ってしまったので目に入ったレストランに入る今日はスパゲティカルボナーラとリモナードと言ってフランス版のキリンレモンを注文する。

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 カルボナーラの麺は太麺でしかも若干角ばったパスタで塩味は薄かったがそこそこだった。量はスパゲティ屋さんの大盛りの量で満足感は大きかった。

 

このエズ村だが細い石畳の坂道や階段が続きまるで中世から抜け出てきたような村だ

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 村の中にはレストランやらホテルやらがあるがほとんどが芸術家の画廊で
独特の雰囲気がある。

 

小さい村なので30分もあれば、ほぼ網羅出来るかとは思う。

 

この村で一番印象に残ってるのはchateau ezuという、エズ村の中でも、海抜の高めな場所にあるホテル&レストランで景色も素晴らしいが非常に赴きのある場所だった。

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 大体一通り見終わって停留所に向かうと次の行き先モナコ行きのバスは1時間後で散策するにも山登りと陽射しの強さで体力が消耗しずっとベンチで座る。

 

今度は座り疲れた頃にようやくバスが辿り着く。

 

モナコに入るとバスは急に進みが悪くなる、モナコの最大の弱点は道幅と車線の少なさだ、と言っても増幅は無理なので四六時中の渋滞は受け入れなければ行けない

 

とネガティヴな話しになったがモナコの街は先程のエズとは打って変わってラグジュアリーで如何にもお金持ちが集まりそうで、品の良さが溢れる街でチャンピオンのパーカー姿の私が本当に来てはいいのだろうか?と恥ずかしくなる街だった。

 

明らかに住んでる人の生活水準の高さが見て解り、観光客と地元の人は、ハッキリとした違いが感じるのだった。

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エズで相当歩き疲れた私だったがモナコでもどうしてもモナコ美術館がある丘を歩きたくまた歩いて登るこの丘はモナコの街並みを一眺出来るベストスポットなのだ

 

ここからの風景はよりゴージャスさが際立ち特にヨットが立ち並ぶ場所は如何にもモナコという感じだ。

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 それから丘の路地を散策して

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街の色のセンスに圧倒される。この後バスで街を周遊を試みるが渋滞でバスが進まなく、18時半でニースに帰る事にする。渋滞を心配し今日も帰りは電車だ。

 

モナコの駅もやっぱりゴージャス感のあるオシャレな駅だった。

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今日は同じコートダジュール地方でも対極の街を楽しめた1日だった。

 

今日の一曲

The Ballad of Sacco and Vanzetti/ Stephan ponpougnac 

https://m.youtube.com/watch?v=SOloyjRxmXI

Menton et Monaco

今日も遅めの起床外は小雨がパラついて、少々寒いしかし12時を過ぎる頃には晴れて暖かくなるので、まずはバスでマティス美術館に向かう、辿り着くと開館時間迄30分程時間がある。

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仕方なく散策して時間を潰して再び入り口に向かうと日本人観光客の団体がいて、少々マティス見学のテンションが下がる、中に入ると、荷物検査をされてからチケットを購入する。24hチケットを購入するこれが一番安く10eでこれを買うとニースの指定された美術館15ヶ所位周りたい放題になる。 

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初めてマティスの絵を至近距離で見て改めて色使いと力強さと躍動感に魅了される。

 

次のバスが12時10分到着なので、そこに合わせて20番バスに乗車する為にバス停に向かうが予想通り時間に来ない。 もしかしたら、フランス名物のスト???と思ってた矢先
バスは20分遅れで到着する。もうバスに関しては遅れて当たり前で定時に着くなんてラッキーと思うしか無い笑

 

ニースの市内バスは少々アバウトで場内アナウンスも次何処に行くかの電光掲示番等、気の利いた物等、皆無で乗り手を選ぶのだ笑

 

乗り手側も目的の停留所とその前の停留所を覚えとか無いと大変な目に合う、

 

後もう1点バスを待つ時は手を振ったり何かしらアピールし無いと素通りされるので要注意である。

 

これはニースに限らずである。この20番バスでla porteで下車し100番バスの停留所を見つける。

 

◆100番バスについて
コートダジュールの人気観光スポットのニース、エズ、モナコ、マントン間を走る人気の路線、このバスに関しては場内アナウンスも電光掲示番もある、海岸線を走り窓からは途中何箇所も絶景スポットを通り乗り手を飽きさせ無い、

 

しかもニースからモナコ迄の間は片道1.5Eと破格なお値段、時間に余裕のある方は是非このバスを

 

コツはニース、モナコ間は進行方向に対して、運転手と逆の右側の窓側を乗る事、モナコ、ニース間は運転手と同じ左側の窓側に乗る事、

 

デメリットは夕方のラッシュアワーは渋滞に巻き込まれる恐れがあるので目的地には大分遅れる覚悟を持って乗る事。】 

 

時間を見ると次のバス迄25分あるのでお昼ゴハンに何処か店に入る事にする。
この店の料理が酷すぎた…
ラザニアとエスプレッソのセットを頼んだのだが

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ラザニアは手作りでは無く冷凍のラザニアでチーズは硬くラザニアも硬く、塩味も聞いて無い負のトリプルスリーで、こんなんで10.9E日本円で1300円は無いだろう……だった。

 

今思うと空腹過ぎる状態は真っ当な判断力を鈍らせる。取り敢えず何処でもいいからになるのでハズレの店を引く可能性が高い。

 

そこのオーナーらしき人はフランス人では無く移民の人で客の入りも悪く、地元の人よりは観光客目当てで何の拘りも無い店だったのだ。

 

気をとり直して100番バスに乗るとエズ迄の間が絶景スポットの連続で先程の悪夢が吹っ飛んでしまった。

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海が綺麗過ぎて山の上からのニースの街並みがとても綺麗だった。

 

モナコに入ると貴重な光景を目にするのだった。

 

今月の11日にモナコGPがあり設営の真っ最中だったのだ、しかも狙った訳でも無く偶然なんて運が良過ぎるとしかいいようが無い!

 

そこから30分して無事目的地のマントンに着く。マントンの街並みはニースとモナコに比べると素朴で華やかさは少々だが。

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観光客が少ないので、落ち着いて散策出来るのだった。

 

後気づいた重要な点が一つそれは、街のレストランがフランス料理では無くイタリア料理店が8割でほとんどの客がピザかパスタを注文している。

 

パスタの特徴はショートパスタが中心で、ラザニアは基本どの店にもある、これはカルチャーショックを受けてしまった、マントンという街はイタリアの国境沿いに近いのが一番の原因で料理自体もイタリアの影響が大きい。

 

コートダジュール地方の郷土料理は自分の感じたイメージは、イタリア料理なのだ

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 メニュー表記はpastaでは無くpatesと書かれているのも大きな特徴だ

 

フランスで目一杯イタリア料理を楽しみたいのであれば、コートダジュール地方が当たりだ。

 

その変わり期待してた、ラタトゥイユだったりピサラディエールが食べれる店が見当たら無いのは残念だった。

 

それは同じ南仏でもも少し北のプロヴァンス地方の郷土料理だからかもしれない。

 

そんな事を感じつつ目的地の私がフランスで一番好きな芸術家、ジャンコクトー美術館の場所を聞きにツーリストインフォメーションに行くと、今日は休みだったのだぁ。

 

フランスは日曜から火曜日が休みのお店が多いので要注意だ!仕方なく自力で探すべく海沿いを歩くといとも簡単にジャンコクトー美術館を見つけられて寧ろビックリだった。

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 中に入ると初めて目にする本物のコクトーの作品が沢山ありテンション上がりまくりで調子に乗って帰りのお土産ではコクトーのポストカードを買いまくり店員さんを困らす。

 

15時が過ぎ帰りのニース行きのバスを乗る為停留所に行くと既に来ていたが間一髪間に合う。

 

バスはモナコに入ると渋滞に巻き込まれ中々進まない。仕方なく明日観光予定だったが急遽下車し散策すると、モナコGPのコースを見て回る、どうやら一部は勝手に入っていいらしい。

 

観客席のvip席のある場所がなんとプールがありラグジュアリーでビックリする。

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しかしこのモナコの人達は楽しむ時はとことん過ぎる位とことんで少々浮世離れした街モナコの片鱗を垣間見たのだった

 

モナコモンテカルロ駅に向かうと丁度ラッシュアワーで電車は座れなかった。今日はフランスに来てからベスト3に入る位歩いたのでホテルに着くとぐったりだった。今日も充実した時間だった。

 

今日の一曲

Qua quara qua qua /Baden powel

https://youtu.be/0-yTYYux1lE

Nice vol2

今日はいつもより遅めに起床、ニースの滞在日数は5日間あるので、今までとは違い少々ゆったりとした時間の使い方をする。先ずは10時半にプロムナードザングレを歩く、ニースは今日からの1週間ずっと快晴が続き

 

散歩するにも気持ちよく海沿いは心地いい風が流れる。今日は海沿いのレストランのパラソルはどこも開いていて、ニースらしい光景を目にしたのでシャッターを連写しまくる。

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プロムナードザングレをひたすらまっすぐ歩いて行くと天使の湾を一眺できる絶景スポットがあるのでここでもシャッターを連写しまくる。

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しかしこの眺めは気持ちがいい海は綺麗に紺碧が掛かっていて。いつまでもこの場にいたい。

 

更に歩くとヨットハーバーが見えた

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 ここはPorte de niceといい、街の建物の色に感動しこの辺を散策してみる。

 

色んな建物を見ると私は建物の決まり毎に気づく、それは建物の壁の色はそれぞれバラバラだが窓の扉が全て薄い緑色でほぼ統一されてるのである。

 

ここに限らずニースの他の場所でも同じであった。カラフル過ぎなく感じず何処かしら、締まって見えるのはこれが原因なのだと思う。

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それから行きの道を引き返し旧市街へ向かうとマルシェが見える今日は日曜日なので、いつも以上にに賑わいを見せ。

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 周りのレストランは何処も大盛況だった。

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ニースのビストロ、ブラッスリーの特徴はどの店もパスタとピザがありフレンチとイタリアンの混合の店が多い。

 

これは恐らくイタリアとの国境に近い事と、もともとこの地方の料理がイタリアの影響が大きいのだと思う。

 

私自体ニースはフランスというか寧ろイタリアを感じる。オリーブ、トマトが沢山取れるのは被るし、街の人が愛想が良くトッポいのも似てるいる。

 

お腹が空いたので、何処かで昼ご飯を食べる事にする。今日はBistro de l'operaと言う店に入る。

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注文はこの地方の郷土料理であるが、今や全国的に何処でも見かけるサラダニソワーズこれはハーフサイズと普通のサイズがあったが勿論ハーフでと

 

ハムとチーズのオムレツと白ワインはこの地方の白コート ド プロヴァンスを頼む。

 

隣の人がサラダニソワーズの通常サイズを頼んでとてつも無い量だったので、それを見てホッとした。

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 サラダニソワーズはツナとアンチョビが沢山入り塩気が強い分ドレッシングはほんのすこし掛かってるだけだったが、この調整が絶妙なのとオムレツもチーズ、ハムの塩気があるので卵には殆ど塩気が無いのだが、このバランスが非常に良く美味しかった。

 

この後事件が起きた今でもその事件は謎だが、会計の際明らかに釣り銭が足りないのにも関わらず

 

私が払ったお金と釣り銭をトレーに置いたまま、店員は他のテーブルに行ってしまったのだ

 

結局頭に来たので、そのトレーのお金は全部持ってったが、平気でそんな事をする店員が許せないのと、自分の語学力の無さが情け無かった。

 

帰る際にトレーのお金は何も無いのに気づいてるのに、その店員は普通にありがとうございますを言ってたが、

 

なんだったのかは今だ謎だ??普通なら私に突っ込みを入れる筈なのに、釣り銭が面倒になって店員が奢ることにしたのだろうか?

 

はて話しを料理にもどすが

なんかフランス料理は、どの店も塩気が強いイメージを捉えていたが、それは割と思い込みなのかも知れない。

 

ニースの飲食店は、一流の観光地と言うのもあり値段が今までの地方都市に比べると、少し高いのが特徴だ

 

旧市街の奥の裏路に入ると他の国に迷いこんだのでは無いか?と戸惑う比い、フランス料理以外のスペイン、イタリア、ポルトガル料理屋が多い。

 

気軽なバル的なスペイン料理屋は行列が出来ていて驚いてしまった。やっぱりどの国も早い、安い、美味い、気軽この要素はでかい。

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それから明日の予習も兼ねてモナコ行きの100番バスの停留所を探しにニース駅へ向かう。

 

しかし幾ら探しても見当たら無い…。これ以上探しても時間が無駄になってしまうので、その件はホテルに戻りレセプションのお姉さんに聞くことにして、夜飯を買うべくスーパーに向かう。

 

惣菜コーナーでコールスローラタトゥイユとグリル野菜のマリネだ、これ全部合わせて5Eなんで日本で言うオリジン値段ってとこだ

 

ホテルに戻るとレセプションのお姉さんに100番バスの乗り場を聞くと、昼に行ったPorte de niceにあると教えてくれた私はてっきりニースから出てるもんだと勘違いしていた。

 

しかしホテルからPorte de niceは歩いて30分以上はかかるが、それでも敢えてそのバスを選ぶだろう、それは電車だとニース、モナコ間の絶景が見れないからだ、後は電車が片道3Eに対してバスは往復で3E掛かるので、歩くのが好きで時間に余裕がある人は是非お勧めなのだ明日が楽しみである。

 

今日の1曲

Little white lies /Kurt Rosenwinkel

https://youtu.be/46AJnIbmW4Q

 

 

Nice

今日は7時半に起床して8時30分にホテルを出る、受け付けの人はいない今日はどうやらバカンス!?でお休みらしい。

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鍵をポストに預けてcheck outしてから、まずは今日もマルシェへ向かう、

真っ先にシャルキュティエに行き

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ジャンボンペルシエとパテアンクルート

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をそれぞれの店で購入する。ジャンボンペルシエに関してはこの地方を代表する料理なので、今回の旅でもしかしたら食べ納めになるかもしれない。パテアンクルートに限っては、基本的にはどの地方のシャルキュティエにも置いてあり、フランスでは大変ポピュラーな、お肉惣菜の立ち位置を築き上げている。計り売りでジャンボンペルシエがこの大きさで550円パテアンクルートは約100gで350円と破格の値段だ、この料理は手間が非常にかかるにも関わらずこの値段は驚きである。これ日本の渋谷とか銀座のデパ地下だと倍の値段はするので、マルシェはどれだけお得かがわかる。駅に着くと長旅前のトイレを済ます事に、ここで衝撃の事実が判明する、な、な、なんとトイレの値段が0.1e上がってるでは無いかヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

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ここはフランスルールに従って見て見ぬフリをする。トイレの中は綾瀬のイトーヨーカドーレベルの小綺麗さで0.8eは、cpが悪い‼︎食べログに置き変えると2.96点位である
そう思うと日本は本当にトイレ先進国である。さて、これから今回の旅史上最長の6時間の電車の旅が始まる、行き先はニースだコートダジュール地方の中心都市で南仏を代表する都市だ。私がフランスで一番好きな街はパリでも無くモンサンミッシェルでも無くリヨンでも無くずばり、このニースである。この街は第2次世界大戦前迄はヨーロッパ中の王侯貴族が避寒に訪れる高級社交場で、西の隣り街にはカンヌ東の隣り街にはモナコとヨーロッパ有数のリゾート地なのである。海岸線に街があり、山もありと、文化的にはイタリアの影響を受けていてトマトを使った料理がポピュラーで代表的な料理はラタトゥイユ、ピサラディエール、日本でもポピュラーになっているサラダニソワーズがある。電車は予測通り10分遅れで出発。

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フランスに来てから乗り物に関してはようやくフランスルールが身についてきたのか、少々の遅れも当たり前のように受け入れられるようになった(笑)今日のフランスの天候は全国的に雨だ。リヨン駅を抜けた頃から雨の降りが特に強くなって、今日は半分諦めのつもりで洗濯に専念しようと思ったが南仏に辿り着きマルセイユを抜けた頃から天気は急激に上向き始める。お昼時になると、マルシェで買ったパテアンクルートを食すが、見かけは完璧だが塩が効き過ぎていまいちだった。ジャンボンペルシエも塩味が強かったがこの料理に関してはこれ位効いている方が寧ろありかもしれない。昨日もそうだったが塩味がオーバードライブ気味で

ワインと共すイメージで作られてるのであろうか!?シャルキュティエで売られてる商品はみんなこんな感じなんだろうか!?私の読みが正しければビストロ、レストランで出されるより、シャルキュティエで作られてる惣菜は気持ち塩味が強めで作られてるのかもしれない。15時56分遂に待ちに待ち過ぎた憧れのニースに到着。

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そこから本日の宿泊先Little palaceに向かう、今回の宿泊先は駅近で予算は出来るだけ抑えてで探したが。このリトルパレスはアクセスが大変良好な場所でNice ville駅を背にし直線で300m程の場所にあり更に300m程歩くと海が直ぐ見えるという場所だ部屋は6階で外の眺めは良好でなかなかご機嫌な部屋だ

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 折角来たからには部屋に籠るのももったいないので街を歩く事にその5分後ニースに来て空から豪雨という歓迎を受ける

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直ぐにやむだろうと思ったら10分後に小雨になり空が段々と晴れ渡り虹が見える。

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その後再び散策を開始する。

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 今日のニースは気温も暖かく非常に気持ちのいい陽気だった。その後ホテルの隣りのコンビニでワインとチーズを買って飯にして、のんびり過ごす。

 

今日の1曲

Your star will shine / The stone roses

https://youtu.be/pgWnZG1ot34

Nuit-st-George et Vosne-Romanee

今日は朝から快晴、ディジョンに来てからもっともいい天気だ。昨日と同じく10時30分の電車で今日はニュイ サン ジョルジュへ向かう、ここも昨日のジュブレシャンベルタンと並ぶ銘醸地で高級ワインの産地としての歴史は古く、ルイ14世の時代から栄えていた。その列車に乗る前にディジョンの繁華街のダルシーを散策し適当に歩くとマルシェが見える、私はワクワクして来たデパ地下好きの私にとっては、マルシェはまさにワンダーランドであった、八百屋、チーズ屋、肉屋、惣菜屋、スパイス屋等ここはディジョンの台所と言った所だろうか?

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ここでも写真をパシャパシャとる、特に目を引いたのはシャルキュティエであった。

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ウチの店でもやっていたジャンボンペルシエ、パテアンクルート、パテドカンパーニュ等、フランスの定番惣菜が所狭しと並ぶ!!この時点で、明日の朝も行く事は決まった。沢山買いたい気持ちを抑えディジョン駅へ向かう。切符を買い、電光掲示板を見て驚いた!!乗り場はプラットフォームが8つ位しか無いのに37番線という表示だ、これは嫌がらせだろうか?いったい何処だそりゃぁ?駅の標識を見ながら行くと、なんとA乗り場の遥か後方にあるでは無いかぁ!?

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なんとか戸惑いながらも無事列車に乗車。今日も乗り物に振り回される一日の幕開けである。ニュイサンジョルジュに着くと

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 400m程の場所でマルシェがあった。ディジョン程華やかでは無いがそこそこ地元の人達が集まっていて、買い物を楽しんでいた。

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 マルシェから100m程行った所にニュイサンジョルジュの観光局があり、地図と日本語の観光案内を貰った。ここで重要な情報をgetするブルゴーニュのワイン畑街道は国道74号線といい、ここを走るのが44番バスで、これを乗ればブルゴーニュの銘醸地が一変に回れディジョン迄行くらしいしかも1.5eとお買い得だ。ただし1時間から2時間に1本の本数だ、次のバスが1時間半後なのでニュイサンジョルジュの街を軽く回る事にした。

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 ジュブレシャンベルタンに比べると街は少し華やかで綺麗で歩くところ、歩くところドメーヌがあり、ワイン好きならばこのドメーヌ訪問でも十分楽しめそうだ。そこから先程のマルシェで、昼ご飯としてシャルキュティエでパテアンクルートとジャンボンペルシエを買う

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2つとも少々塩味が強めだったが美味しかったジャンボンペルシエはニンニクを効かしていて、これはグッドアイデアアンド塩味が若干強めの方が美味しい事に気づく、パテアンクルートは豚肉オンリーで粗くミンチした物だった、これは別に…。な感じだった。
バスの時間が近づくと、私はヴァーヌロマネで降りたヴァーネロマネとはコートドニュイ地区でも特に高級ワインの生産で有名であの、ロマネコンティはヴァーヌロマネ地区で作られている。その停留所で降りると一面ブドウ畑が広がり圧倒された。

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ここでも、有名ドメーヌがポツポツとあり。改めてブルゴーニュに来たんだという実感が大きく湧いた瞬間でもあった。

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 その後私は何を思ったか、ここから国道74号線に沿ってひたすら歩くのだった

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 それはブルゴーニュの畑を感じながら歩きたいと思ったからだ30分程歩くと運動不足からか疲労困憊になり、ヴァーヌロマネを過ぎヴージョに入りバス亭を見つける、どうやらここから先は道が二手に分かれるのでバスが来るのを待つ事にする。1時間後の14時49分にバスが到着するが、今日も予定通りに来なく、もしかして俺しでかしたかぁ…。と思った5分後にバスは到着する。その後バスはシャンポールミュジニー、ジュブレシャンベルタンと銘醸地を駆け抜けディジョンに到着した。

今後ブルゴーニュに来るかは分からないが、ブルゴーニュの街道を歩いた事ジュブレシャンベルタンの畑をほぼ独占で歩いた事は私の話しのネタとなり大きな財産になる事だろう。ありがとう!!

ブルゴーニュ

 

今日の1曲

Everyday is a winding road /Sheryl crow

https://youtu.be/khrx-zrG460